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安全帯の新規格「墜落制止用器具」に変わります!

フルハーネス新規格について。墜落制止用器具という言い方に変わります!

 

さて、本日は建設業界をざわつかせている安全帯の新規格について、説明してみようと思います。

これからは時代が変わります。それは高所作業で仕事する方々の安全のために必要なこと。

だからこそハーネス・プロではいち早く対応できるように現在体制を整えております。

最近非常に多く頂く新規格についてのお問い合わせ。

今だはっきりとした情報を得られず、きちんとしたお応えができずに正直なところ困っております。

10月に入ったら新商品が出るとの噂もあり、待っておりましたが、10月に入りました現在。新商品は。。。入っておりません。ごめんなさい。

ですが、決定事項としてはいくつかお伝え出来る事がございますので説明したいと思います。

ポイントは3つ

 

ポイント1

労働安全衛生法施行令の改正により、建設業などの高所作業において使用される「安全帯」の名称が「墜落制止用器具」に変更されます。

現在、いわゆる安全帯としてひとくくりで呼ばれている商品には

①「胴ベルト型(一本つり)」

②「胴ベルト型(U字つり)」

③「フルハーネス型(一本つり)」がございます。

そのうちの②「胴ベルト型(U字つり)」はワークポジショニング用器具であることから「墜落制止用器具」には含まれません。なお、法令用語としては「墜落制止用器具」となります。

規格改正後は①と③のみが「墜落制止用器具」として認められることになります。

建設現場等において従来からの呼称である「安全帯」「胴ベルト」「ハーネス型安全帯」といった用語を使用する事は差し支えありません。

 

ポイント2

新規格ではフルハーネス型の使用が原則

労働安全衛生規則の改正、墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドラインの策定により、新規格ではフルハーネス型の使用が原則となります。

 

要点1

6.75mを超える場所での作業は、フルハーネス型に限定

2m以上の作業床がない箇所または作業床の端、開口部など囲い・手すりなどの設置が困難な箇所の作業での墜落防止用器具は、フルハーネス型を使用する事が原則となります。ただし、フルハーネス型の着用者が墜落時に地面に到達するおそれのある場合(高さが6.75m以下)は「胴ベルト型安全帯(一本つり)」が使用可能です。

※一般的な建設作業の場合は5m以上、柱上作業などの場合は2m以上の箇所ではフルハーネス型の使用が推奨されます。

ハーネス・プロでは落下時に地面に到着してしまうのではないかというご相談もお受けします。その際にはリール式のランヤードの付いた商品をお勧めしております。

R-504-OHNV(2018年10月現在で、新規格商品ではございません。)

は始めからランヤードが二本ついた商品で、一本は伸縮性のノビロンロープ式、もう一本はリール式のランヤードとなっております。リール式のランヤードは衝撃が伝わるとその位置でロックされます。シートベルトの様なイメージをしてもらえるとわかりやすいでしょうか。低い床での作業であってもリール式を使用していれば安心です。ランヤード掛け替えの時に起こる事故を無くしたいとダブルのランヤードが主流になってきている建設業界。まずは安全第一ですね。

※柱上作業などで使用される「胴ベルト(U字つり)」は墜落制止用器具としては使用できません。「胴ベルト(U字つり)」を使用される場合は、フルハーネス型と併用する事が必要となります。「胴ベルト(U字つり)」と併用のできる商品もハーネス・プロでは扱っております。(2018.10月現在、新規格ではありません。)

 

要点2

使用可能な最大重量に耐える器具を選定

墜落制止用器具は、着用者の体重およびその装備品の重量の合計に耐える器具でなければなりません。(85㎏用または100㎏用。特注品を除く)

命を守るために着用するフルハーネス。その役割を果たせなければ意味がない事です。

ハーネス・プロでは体の大きい方からの注文が非常にたくさん来ています。「大きいサイズなんだけど…」と様々な心配の声にお応えをしております。大きいサイズの方、まずは耐荷重の商品を選んで下さい。ハーネス・プロでは150kg対応型商品 N-05W-LL(2018年10月現在で、新規格商品ではございません。)を販売しております。

総重量(体重+その他装備)が150㎏まで対応の商品です。体の大きい方でも安心して使える商品となっております。

 

要点3

ショックアブソーバは、フック取付位置にて適切な種別を選定

ショックアブソーバを備えたランヤードについては、そのショックアブソーバの種別が取付設備の作業箇所からの高さなどに応じたものでなければなりません。腰より高い位置にフックをかける場合は第一種ショックアブソーバ、足元にかける場合は第二種ショックアブソーバを選定します。

さて、これが一番わかりやすい変化なのではないでしょうか。

ランヤードの種類が大きく分けて2種類となります。ランヤードフックの取付位置が腰よりも高い場合に使用する商品と腰よりも低い場合で使用する商品の2種類です。使用場所に適切な商品を必ず着用して下さい。新しい商品が発売されます。

一般的にはフック取付位置が腰よりも高い位置での作業ではないでしょうか。

腰よりも低い位置で使用する作業というと、例えば屋根に上っての作業が上げられます。

そういった現場の場合、足元へのランヤードの固定を余技無くされますが、もしもの時の落下距離は大きくなり体への衝撃が重くなるのです。

ランヤードに装備されているショックアブソーバは体への衝撃を緩和するためについています。その為に、新しい商品はショックアブソーバを通常商品よりも大きくしてあります。

こちらは2018年10月現在。発売はされておりません。

 

ポイント3

規格改正のスケジュール

下記のスケジュールにて施行・適用される予定です。

 

新規格商品に関するハーネス・プロの思い

さて、今回ざっくりと新規格の説明をいたしました。

新規格により、皆様の安全がより心強いものになればというのが安全帯のメーカー様・ハーネス・プロが最も願っている事です。

では、現在の規格はダメなんだろうか?という考えが出てくるかと思います。

私の思いで申し訳ないのですが、決してそんな事はございません。

私どものお付き合いのあるメーカー様は常に真摯な態度で商品と向き合い、とても信頼のできる会社ばかりです。

今、現在販売している商品も自身を持って「信頼」できる商品ばかりです。

規制が完全施行になるのが2022年1月1日からとなっております。あと4年ほどあります。フルハーネスの使用期限は使用開始から3年。ランヤードに関しては2年程度となっておりますので今購入しても、十分な使用期間がございます。

まだはっきりしないので、大きな声では言えませんが、新規格商品は現在の価格よりも全体的に値上げになるかと思います。コストの面を考えれば現行の商品を買って使用期限まで使うという方法は決して間違った選択ではないのかもしれませんね。

 

 

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