安全帯の種類・メーカーを一覧で紹介!

    2016年11月9日

    墜落制止用器具の種類は?
    墜落制止用器具は用途別に分けると大きく3つに分けることができます。

    ●フルハーネス型

    ●胴ベルト型

    ●柱上作業対応型(ワークポジショニング用器具との併用)

    ハーネス・プロではこの中のフルハーネス型、胴ベルト型をメインに販売させていただいております。

    (その他 林業用の傾斜面 消防に使用する商品、メーカーカタログに記載してある商品は取り扱っておりますのでご相談下さい。)

     

    ●胴ベルト型墜落制止用器具

    https://www.harness-pro.com/fs/harness/c/doubeltanzentai

    2019年2月の規格改正前までは日本で一般高所作業用安全帯として使われているのはほとんどが胴ベルト型安全帯でした。改正後の名称は墜落制止用器具胴ベルト型となり、胴ベルトと呼ばれる腰に装着するベルト部分にランヤードを結合させた、シンプルな構造の商品です。この墜落制止用器具胴ベルト型の中にもいくつか種類があります。

    ●ロープ式

    軽量で安価。軽作業の方や企業の大量注文等に適しています。

    ●巻取り式

    重い。高価ではあるが、リールを使用しているのでロープが常に適した長さで作業を行える。足元が邪魔にならない。

    ロック付きの商品であれば落下時に最短の長さで固定されるので安全性が高い。

    ロック無しの商品もあるので購入時には必ず用途に合うものを選んで下さい。

    ●伸縮ロープ式

    軽量。購入しやすい価格。ゴムタイプで伸び縮みするので足元に邪魔にならず作業がしやすい。多少引っ張られる感じがある時もあるがロープタイプのように邪魔にならず、巻取り式よりも安価で購入できる。

     

     

    ●フルハーネス型墜落制止用器具

    これらも主にランヤードの種類によって分けられますが、さらにフックの掛替え時の墜落を予防するランヤードを2本装着する2丁掛けタイプがあります。

    ●2丁掛けタイプ https://www.harness-pro.com/fs/harness/c/sinkikaku2tyou

    ●1丁掛けタイプ https://www.harness-pro.com/fs/harness/c/shinkikaku1tyou

    フルハーネス型安全帯墜落制止用器具に装着するランヤードに関しても「ロープ式」「巻取り式」「伸縮ロープ式」がございます。

    フルハーネス型(墜落制止用器具)の日本の普及率は2014年度で6%とまだまだ使われている方が少ない商品です。しかし、フルハーネス型(墜落制止用器具)は万が一高所から墜落事故が起こった場合、身体にかかる荷重を分散できるという大きなメリットがあります。また、宙吊り状態になった場合でも胴ベルト型(墜落制止用器具)と比較すると、腿部や肩部で体重を分散できるため、長時間宙吊りになっていても耐えることができ救助までの間、被災者に加わる苦痛を大幅に軽減できます。藤井電工の実験では健常者の男性で胴ベルト型の場合、宙吊り状態で耐えられる時間は約1分。ハーネス型の場合約15分耐えることができたそうです。日本で救急車を呼んだ場合到着まで約8.6分かかるそうです。実際の救助までの時間を考えるとそれ以上の時間がかかります。事実、墜落事故において墜落時の衝撃ではなく宙吊り状態におけるベルトによる胸部等の圧迫による死亡事故は、10年間で確認されただけで6件起こっているとの事です。

     

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    また、海外に目を向けるとフルハーネス型が一般的でヨーロッパ・アメリカにおいてはフルハーネス型が100%を締めております。他の諸国もほとんどがフルハーネス型を採用しており。日本のような胴ベルト型を使用している国は極わずかです。厚生労働省ではこうした事態を踏まえ、ハーネス型安全帯の普及に本格的に乗り出しており今後日本でも2019年2月より新規格が適用されました。

     

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    安全帯のメーカーは?

    藤井電工 株式会社:兵庫県加東市に本社を置く、安全帯など墜落防止機器を製造する日本の安全帯市場では同社が6割と圧倒的なシェアNO.1企業。

     https://www.harness-pro.com/fs/harness/c/hujiidenko
    サンコー 株式会社:安全帯や墜落阻止器具を製造、販売する大阪に本社がある会社。タイタンのブランドが有名でこだわりの職人がこよなく愛するブランドである。

    … https://www.harness-pro.com/fs/harness/c/sanko
    株式会社 基陽:もともとはチップソーの製造と工具卸を手がける会社が、2005年より安全帯の製造を開始今までに無い斬新なアイディアでヒット商品を生み出しつづけて職人に絶大な人気を誇る。2014年には安全帯のフックでグッドデザイン賞も受賞している。

    https://www.harness-pro.com/fs/harness/c/kiyo
    株式会社 TJMデザイン:TAJIMAのブランドで数多くの建築用ハンドツール製品で圧倒的なトップシェア誇る工具メーカー。2009年より安全帯の製造を開始。
    デザイン性と機能性を重視した新感覚安全帯を次々に開発している。

    … https://www.harness-pro.com/fs/harness/c/tajima

    ポリマーギヤ株式会社:リール式といえば、ポリマーギア。 もともとはシートベルトの製造メーカーですから、巻取り技術は日本一。 巻取り式安全帯を初めて開発したのが「ポリマーギア」です。 アイディア満載のアイテムに、リーズナブルな価格。ポリマーギアのライトな雰囲気を是非お試しください! 

    https://www.harness-pro.com/fs/harness/c/polymergear

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